日本で生まれ、世界に広がるゲートボール。
世界中のゲートボール人口は概ね、1,000万人。
日本国内の推計は、10歳以上で190万人といわれています。
「(公財)日本ゲートボール連合ホームページより」
ルーツ
昭和22年、北海道芽室町の鈴木氏の手により考案されたスポーツ。
ヨーロッパの貴族達に愛好されたクロッケーをヒントに、ゴルフ打法のスマートさと、ビリヤードのテクニックをミックスした紳士なスポーツ。
愛好者
全世代型(小中学生・高校・大学・青壮年・シニア)
一般的にシニア形スポーツとしてとらえられる向きもありますが、大きな誤解!
愛好者を領域的にまとめると、次のようになります。
- 地域(シニアをはじめとする全世代)
- 職場(大会の系統では、社会人)
- 学校(小・中・高/大会の系統ではジュニア)
- ユース(大学・専門学校)
競技大会
公式全国大会〜各県大会
アジア・世界大会(アジア選手権・世界選手権)も行われており、
市町村レベルでは各市町村共に年間約20大会もの各種大会が行われています。
新潟県GB連盟が主催・主管する大会は、「チャンピオンシップ」から「ふれあい大会」「おしどり大会」など年間17大会です。
ゲートボールの特性
老若男女のハンディ不要。怪我や事故と無縁なスポーツ。
スポーツ感の優れた人も、自称スポーツ音痴という人も、練習の密度と集中力でヒーローになれる確率は同じです。
より速く・より高くのスポーツでは、全国にコマを進めることは至難の業。
ゲートボールの全国への夢は「練習法」と「集中力」そして「チームワーク」で開く!
ルール
全世代が愛好=いたって簡単。
基本的な打撃をマスターしたら、ワンゲームを体験。ゲーム体験がプレーヤーへの最短距離です。
もちろん公式ルールブック(世界共通)もあります。
コート
縦15m横20mの長方形で、障害物のない平面をアウトサイドラインで区画した競技スペース。
平成八年、文部省の調査結果では、全国の運動施設の中ではテニスコートの数を抜いてゲートボールのコート数が最も多く、公共施設7,145ヶ所、民営施設も1,000施設もあるとのこと。
この結果だけでも、正にゲートボールが国民スポーツであることが裏付けられます。
チーム
赤チーム5人(打順番号は1〜9の奇数番号)と白チーム(打順番号は2〜10の偶数番号)
各自の番号ボールで交互に打者となってプレーしていきます。
先発メンバーは両チーム共に5人ですが、途中交代できるように、各チーム3名まで交代者をベンチに待機させることができます。
主将は、この選手の一員でなければなりません。
また、監督もベンチ入りできますが、選手を兼ねることはできません。
ゲートボール競技の特性
- 30分の時間制です。
- 第1ゲート〜第3ゲートを通過して、ゴールポールに当てて得点を競います。
- 相手チームに得点を与えないようにする「赤」「白」の攻防に醍醐味があるのです。作戦を成功させるボールコントロールと、タッチ&スパークこそが練習の成果。
- 最大得点は25点。
- おおむねワンゲームで5〜6回、あなたに打順がまわります。打順がまわれば、あなたが主役。あなたもヒーローになれる!